新現役の会・古賀さんからの話題提供です。 地域のコミュニティー・ビジネスには自然エネルギー、青少年の人材育成、土と農周辺支援サービス、介護・福祉、地域内安全安心サポートなどの事業が有望のようです。
今回の話題提供は町田洋次さんの「社会起業家・エッセンス」からです。
●自然エネルギーで電力需要の20%超をまかなう http://yymachida.ameblo.jp/yymachida/theme-10002985624.html
千葉大と環境エネルギー政策研究所が自然エネルギー(太陽光、風力、地熱、 小規模水力、バイオマスの5種)で地域の電力需要をどのくらいまかなって いるか市町村ごとに調べた。
この結果がなかなか面白い。
全国平均で3.4%だったが、比率が高いのは大分30.8%、秋田26.3%、富山 23.4%、岩手20.2%の順、低いのは東京、大阪、千葉、福岡、神奈川、 兵庫などの大都市で1%未満であった。
種別では、小規模水力が59.8%、地熱18.1%、風力12.4%、太陽光6.0%、 バイオマス3.7%、昔からの技術がまだ自然エネルギーの大そうをしめており、 大分、秋田などの20%超の地域はこれである。
話題の風力、太陽光、バイオマスがそれほどでなく新技術への投資がまだ足 りない。
新技術による自然エネルギーはまとまって大きな規模になることが欧米の経 験からわかっており、ここへの投資が増えている。これが世界の趨勢で、現 在では大手の金融機関が設備融資する時代になっている。
こういうのに比べると声だけが大きく、投資では日本は遅れてしまった。
●環境産業は、地域で雇用を創出する
環境ビジネスは、雇用創出効果が大きく、地方経済向きである。
「エコロジーだけが、経済を救う」には、ドイツの例がたくさん出てくる。 ・環境相は「環境保護は雇用キラーでなく、雇用ヒッターなのだ」と、環境 政策は、雇用拡大のスローガンになると言った。 ・ドイツのソーラーエネルギー革命で、110万人の雇用が生まれると予想 ・ドイツの環境ビジネスには、135万人が従事してるが、自動車は95万人に とどまる ・風力発電産業は、原子力発電よりも、5倍の職場を提供する ・都市内交通を公共交通機関に組み立て直すことで、100万人の雇用が達成 される
環境産業が、雇用を増やすのは直感的に理解できることである。環境産業とは、 バイオ農業、農業のエネルギー産業化、自然エネルギー利用産業、公共交通機 関などのことを指すので、労働集約型の産業だからである。
ITや金融のように、高給というわけにはいかないが、生み出した付加価値を 多数の人で分け合うタイプの産業で、日本は既に高賃金のうえ、こんなに個人 資産の多い国なので、それでいいのである。
しかも、この種の雇用は、地域で生まれるので、大都市だけで雇用を吸収して しまう情報産業や金融とは違い、地方経済に活力を取り戻すにはぴったりである。
| | ケンジ務局 2007.10.15-13:38 修正 |
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